鳥取県に現地調査に行ってきました!

先日,鳥取県の海岸へ現地調査に行き,砂浜や離岸堤,人工リーフを見学してきました.
実際に見るとブロックがとにかく大きくてびっくりしました!
夜には離岸堤がライトアップされていて,昼とは違った雰囲気でとてもきれいでした(笑)

2日目は鳥取砂丘にも立ち寄りました.
風がとても強くて,舞い上がった砂がバシバシ当たって痛いくらいでしたが,自然の迫力を感じられていい体験になりました.

浜崎海岸サンゴ白化調査

2024年夏の高海水温により沖縄全域で大規模なサンゴの白化現象が起こったとの情報を得たため,浜崎海岸のサイトで現地調査を実施しました.西田君が参加しました.
残念ながら大きく育ったテーブルサンゴはほぼ死滅していましたが,すべてのサンゴが死滅してしまったわけではなく,回復の兆しを感じられる状況でした.ミドリイシ属は,成長が速い反面,白化耐性が低いようで,浜崎海岸の大きなテーブルサンゴはミドリイシということで,対応が見られました.
今年度の研究では,白化に耐えた種,白化して死滅してしまった種を,過去の写真と比較して分析していきたいと考えています.

今年も台風8号を東シナ海に押し返し,台風9号の近畿地方への接近を許さず,無事に予定通り調査できました.あまりの快晴に日焼けしました.

令和6年能登半島地震 津波調査

1月1日に発生したM7.6(最大震度7)の能登半島地震で津波が発生し,沿岸部に大きな被害をもたらしました.土木学会海岸工学委員会では,有志により令和6年能登半島地震津波調査グループが結成され,京大防災研・関大・鳥取大チームとして,1月5日~8日に現地調査に赴きました.速報資料を以下に公開しています.

2024年能登半島地震津波について

読売テレビ(1/9)
朝日新聞(1/11)

人工リーフ現地調査in沖縄

9/8-10に,沖縄県本部町の人工リーフ調査を実施しました.横田さんが同行しました.シュノーケルでリーフの周りを泳ぐ際,横田さんにどんどん離され,水泳部のポテンシャルの高さを痛感しました.台風11号と14号接近の合間で奇跡的に気象・海象に恵まれ,5年連続で予定通りの調査実施ができました.

サンゴへの軽石の影響調査

継続調査を行っている浜崎海岸の人工リーフのサンゴに,海底火山噴火により漂着した軽石の影響があるかどうかについて調べるため,調査を実施しました.卒業式後に沖縄に発ち,学位授与式に間に合うように帰阪するという,2泊2日の強行軍での調査となりました.メンバーは,中西先生,松下先生,田島さん(JPC),矢田さん(みず研),安田でした.

人工リーフ現地調査in沖縄

10/6-7に,沖縄県本部町の人工リーフ調査を実施しました.高橋君が同行しました.潜水士の資格を持っているとのことで,流速計の設置作業や撮影など,積極的に行ってくれて,助かりました.残念ながら,徳島大チームがコロナの関係で不参加でしたが,3D撮影など新しいことにもチャレンジしました.アミコンへのサンゴ定着状況を見学するために,阿嘉島にも行き,久々に潜りました(2014年以来).台風が迫ってくる中,無事に帰って来れました.

人工リーフ現地調査in沖縄

10/15~16に,沖縄県本部町の人工リーフ調査を実施しました.尾崎さんが同行しました.今年度はコロナの影響(沖縄の緊急事態宣言,徳島アラート)を受け,実施が大いに危ぶまれましたが,なんとか調査を実施することができました.今年度の目的は流速の長期観測,堆積物量調査,瀬底島周辺の流況・水質調査です.徳大生も3名参加してくれ,段々と調査チームの輪が広がってきました.