1月1日に発生したM7.6(最大震度7)の能登半島地震で津波が発生し,沿岸部に大きな被害をもたらしました.土木学会海岸工学委員会では,有志により令和6年能登半島地震津波調査グループが結成され,京大防災研・関大・鳥取大チームとして,1月5日~8日に現地調査に赴きました.速報資料を以下に公開しています.
調査
人工リーフ現地調査in沖縄
9/8-10に,沖縄県本部町の人工リーフ調査を実施しました.横田さんが同行しました.シュノーケルでリーフの周りを泳ぐ際,横田さんにどんどん離され,水泳部のポテンシャルの高さを痛感しました.台風11号と14号接近の合間で奇跡的に気象・海象に恵まれ,5年連続で予定通りの調査実施ができました.
サンゴへの軽石の影響調査
継続調査を行っている浜崎海岸の人工リーフのサンゴに,海底火山噴火により漂着した軽石の影響があるかどうかについて調べるため,調査を実施しました.卒業式後に沖縄に発ち,学位授与式に間に合うように帰阪するという,2泊2日の強行軍での調査となりました.メンバーは,中西先生,松下先生,田島さん(JPC),矢田さん(みず研),安田でした.
人工リーフ現地調査in沖縄
10/6-7に,沖縄県本部町の人工リーフ調査を実施しました.高橋君が同行しました.潜水士の資格を持っているとのことで,流速計の設置作業や撮影など,積極的に行ってくれて,助かりました.残念ながら,徳島大チームがコロナの関係で不参加でしたが,3D撮影など新しいことにもチャレンジしました.アミコンへのサンゴ定着状況を見学するために,阿嘉島にも行き,久々に潜りました(2014年以来).台風が迫ってくる中,無事に帰って来れました.
人工リーフ現地調査in沖縄
砂浜調査in沖縄
大規模災害対策に関する現地調査(台湾)
12/6~9に実施された,NPO法人大規模災害対策研究機構(CDR)主催の,台湾大震災の痕跡調査ならびにその対策についての現地調査に参加してきました.